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ホスピテイル・プロジェクト実行委員会

ホスピテイル・プロジェクト実行委員会とは

鳥取市中心市街地にある円筒形3階建ての建物「旧横田医院」を拠点に、年間を通じてアートに関する多彩なプログラムを実施。アーティストを招聘し作品制作・展示を行なうアーティスト・イン・レジデンスプログラムや、ギャラリー・プログラム、レクチャーシリーズの他、“読まなくなったけど捨てられない本”を集めた「すみおれ図書室」、人が集まる庭づくりプロジェクトなどのコミュニティ・プログラムを展開している。
2012年、空き家だった建物を活用する形で、鳥取大学地域学部が中心となり活動をスタート。現在はキュレーターの赤井あずみ、コーディネーターの蛇谷りえを中心に企画を行い、プロジェクト・メンバーとして、学生をはじめ、地域の住民、団体など幅広いメンバーが集まっている。

企画・コーディネート : 鳥取大学地域学部、赤井あずみ(キュレーター/ホスピテイル・プロジェクト,鳥取県立博物館主任学芸員)、蛇谷りえ(うかぶLLC)

ロゴ画像

インフォメーション

主な活動

アーティスト・イン・レジデンスプログラム

年間数名のアーティストを招聘し、旧横田医院をスタジオに滞在制作を行うプログラム。滞在期間中には、アーティスト・トークやワークショップ、オープンスタジオなどの交流プログラムを実施します。プログラム終了後、展覧会やパフォーマンスなど、滞在期間中に制作された作品の発表を行います。毎回、サポートスタッフを募集し、リサーチや制作などのプロセスに関わりながらサポートしています。

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はじめてのアート・プロジェクトトークシリーズ

キュレーターやアーティスト、コーディネーター、ジャーナリスト、アーティストなど国内外のアートの現場で活動する方々をゲストに迎え、それぞれの実践についてお話を伺うレクチャープログラム。具体的な事例の紹介を通じて、アート・プロジェクトが抱える課題や未来のあり方について考えていきます。

アーカイブプロジェクト

地域の記憶と歴史にまつわるプロジェクト「すみおれアーカイヴス」では、“読まなくなったけど捨てられない本”を集めて、公開する「すみおれ図書室」と交流カフェ「Manu」の運営、家庭に眠る8mmフィルムの収集・公開・活用を行う「8mmフィルム アーカイヴ・プロジェクト」を実施しています。本やフィルムを通じて、かつてそこにあった営みの記憶や記録が、未来をつくるための共有財となることを目指して活動しています。※アーカイヴ・プロジェクト「AHA!」との協働で進めています。

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ギャラリー・プログラム

旧横田医院を会場に、滞在制作された作品による展覧会や、空間の特性を生かしたパフォーマンス、住民が参加するワークショップなど、新進気鋭のアーティストたちによる多彩なイベントを開催。

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プロジェクトルーム

旧横田医院館内に、人材の育成と交流のためのプロジェクト・ルームを設け、進行中のプロジェクト・プランの公開、これまで実施した事業資料等の閲覧、知己の文化事業に関する情報資料の収集・公開を行います。アートを通じた人材育成プログラムの企画や、アーティストやキュレーターのリサーチによる新しい知のアーカイヴについて研究します。

庭プロジェクト

アーティストユニット「生意気」たちと共にコミュニティのための庭づくりを行っています。木の剪定、草取りなどの庭を管理するチーム「niwaco」のメンバーを中心に、野菜やハーブなど食べられる植物を育てています。砂や土、藁を重ねて作ったアースオーヴンによる料理とともに、音楽やものづくりワークショップなど楽しい時間をシェアするプログラムです。

スクール・イン・プログレス

「living/暮らす」と「making/つくる」という人の根源的な営みをキーワードに、既にあるものや普段の生活・日常を見つめ直し、創造性の在処を見つけ、それを自らの内に育む力を身につけるオルタナティヴなアートの学校です。mamoruと山本高之、ふたりのアーティストを共同ディレクターに迎え、リサーチやフィールドワーク、ワークショップ、ディスカッションといったアーティストの制作プロセスをベースとした実践的なカリキュラムを通じ、感覚をすまし、思考を深めることで世界を学び直すことを試みます。