TPlatとは
TPlatとは
TPlatは、鳥取県内外で幅広く創造的な活動を行う個人や団体をつなぎ、いま、ここで暮らす人々の豊かな暮らしをつむぐためのプラットフォームです。
当WEBサイトは、県内外のみなさんに鳥取ならではの創造性を見つける手がかりとなる情報を掲載したり、暮らしの豊かさを創造していくために役立つリサーチや政策提言についても発信したりすることで、鳥取にまつわるクリエイティブな情報を求める方へのポータルサイトとなることを目指しています。
もともと人口最少県である鳥取県は、人口減少で社会的資源がさらに減少していくことが避けられない状況にあります。そんな中でも、誰もが自ら考え行動し、創造性にあふれた活動が持続的に展開され、その恩恵を地域住民が持続的に享受できる、そんな豊かな暮らしのある地域社会の実現は可能であると、私たちは考えています。
TPlatの成り立ち
TPlatの前身は、2014年度及び2015年度に鳥取県の事業として県内全域で開催された「鳥取藝住祭」を契機に2016年に設立された「鳥取藝住実行委員会」です。
「鳥取藝住祭」では、県外から招聘したアーティストが一定期間地域に滞在し、住民と交流しながら作品制作、展示等を行う「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」と呼ばれる事業を県内約10箇所の地域で実施しました。このときもたらされたアーティストの新たな視点が、地域の魅力を引き出すとともに、私たち自身が持っている創造性にも気づかせてくれました。
「鳥取藝住実行委員会」は、その後も県の補助金等を活用しながら事業を継続する地域・団体の相互交流を目的に結成され、2017年にWebマガジン「+○++○(トット)」を開設しました。
その取り組みの成果を発展的に継承するため、2022年度から3ヶ年にわたる「休眠預金等活用事業」の採択を受けて準備を進め、2024年11月に「一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム」として法人化し、シンプルなロゴマークと「TPlat(ティープラット)」という略称を定めて活動をスタートさせました。
鳥取県は、2025年3月に新しい県立美術館が開館するなど、創造的な環境に関して新たなステージを迎えます。その中でTPlatは、AIRに限らず幅広く創造的な活動を行う個人や団体をつなぐプラットフォームとして、その活動環境を整え、支援していきます。
主な事業
(1)創造的な活動を支える情報空間及び交流・相談・研鑽の場の提供
鳥取県内外で創造的な活動を行う個人や団体が、その活動を持続的に行うために役立つ知識や情報を共有するためWebサイトを整備するとともに、交流イベント・相談窓口・研修会などの場を設けます。
(2)調査研究
創造的な活動における特性や課題について調査研究を行います。全国で設置の進む「アーツカウンシル」も主要な調査テーマとします。これらに基づく多面的で建設的な評価の手法や体制を整え、上記の活動に活かしていきます。
(3)政策提言
上記の調査研究を元に、公的機関に対して政策提言を行います。
(4)イベント情報等の発信
多くの人々が創造性に触れるきっかけとなるよう、鳥取県内外で行われているイベント等の情報を収集・発信します。
(5)企業等との協働による新しいものづくりやサービスの造成
地域の実情やニーズに合わせた新しいものづくりやサービスの造成を行う企業等との連携・協働にも挑戦します。
(6)その他
その他、上記の目的を達成するために必要な取り組みを行います。
TPlatの概要
名称:一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム (TPlat/ティープラット)
所在地:〒680-8551 鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101番地 鳥取大学地域学部 竹内研究室